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執筆者の写真クリスチャン親和会

礼拝メッセージ(2023/1/15)

更新日:2023年6月30日

『ハレルヤ。 私のたましいよ、主をほめたたえよ。私は生きているかぎり、主をほめたたえよう。いのちのあるかぎり、私の神に、ほめ歌を歌おう。』(詩編146:1-2)


 私たちは日常生活の中で理不尽だとか、不安に思ってしまうことはたびたびあります。しかし、聖書は生きているかぎり主をほめたたえよう、賛美しようと教えます。

 使徒の働き16章ではパウロとシラスが占いの霊につかれた女を、その霊から解放しました。しかし、彼女から利益を受けていた女の主人たちに捕らわれ牢獄に入れられてしまいました。

 この理不尽な状況で、パウロとシラスの二人は牢獄で賛美していたのです。その時に二人は着ていた服をはぎ取られムチをうたれて本当に痛いし、悔しかっただろうと思います。しかし、二人は賛美には癒しと、平安と、力があることを知っていたからこそ賛美できたのです。

 『ここに、ダビデはレビ人のつかさたちに、彼らの同族の者たちを十弦の琴、立琴、シンバルなどの楽器を使う歌うたいとして立て、喜びの声をあげて歌わせるように命じた。』(Ⅰ歴代誌15:16)とあるように、ダビデは賛美チームを結成しました。多くの苦しみを通ったダビデにとっても賛美は力であり、神様が賛美を喜ばれることをダビデは知っていたからです。

 私たちは、感謝と喜びをもって賛美していますが、心のどこかに悩みや不安があるのではないでしょうか。たとえ悩みや不安があったとしても、それらは全て神様に委ね、神様ご自身を求めていきましょう。最高の賛美をもって神様に近付いて行く時、神様も恵みと憐れみをもって私たちに近づいてくださるからです。神様の臨在の中では悩みを希望に、不安は平安に変えられます。

 しかし、賛美に癒しや、恵み、力があるとわかっていても、実際に問題を抱えている人にとっては一人で賛美をすることは難しいのではないでしょうか。だからこそ、教会に来て励ましあえる兄弟姉妹と共に一つとなり神様を仰ぎ見て賛美することが重要なのです。

 賛美によって主の大庭に入れば、神様は喜びも与えてくださいます。神様は本当に必要を満たしてくださる方だと確信し、神様の臨在に入り、主の癒し、恵み、力を受け取っていきましょう。


『全地よ。主に向かって喜びの声をあげよ。喜びをもって主に仕えよ。喜び歌いつつ御前に来たれ。知れ。主こそ神。主が、私たちを造られた。私たちは主のもの、主の民、その牧場の羊である。感謝しつつ、主の門に、賛美しつつ、その大庭に、入れ。主はいつくしみ深くその恵みはとこしえまで、その真実は代々に至る。』(詩篇 100:1-5)

(文責:富田)

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