『すると、主は仰せられた。「ユダが上って行かなければならない。見よ。わたしは、その地を彼の手に渡した。」』(士師記1:2)
神様は、この世界に神の国を実現させるために、モーセを選び、ヨシュアを選ばれました。次に選ばれたのは、ユダ族でした。ユダはヘブル語で賛美です。カナンの地を占領し先住民を駆逐するのは、賛美によると言うのです。
当時の世界は王国でした。ひとりの王が権威と力によって国を治めていました。しかし、その中で人間によらず、神様によって国を治めるのが神の国です。
しかしその国は今も実現していません。実際キリスト教会は、そのひな形ですが現実には程遠いものです。
いま世界はすべてに行き詰まっています。ウクライナは戦争で、アフガニスタンは革命により、パキスタンは国の三分の一が水害に覆はれ、ウズベキスタンは中国の虐待により、台湾もしかりです。経済的な問題で、悩みのない国はありません。これは、世の終わりを示す聖書のとおりです。
この現実を打開する道は、神の国の実現しかありません。しかし、「病人を直し、死人を生き返らせ、らい病人をきよめ、悪霊を追い出しなさい。あなたがたは、ただで受けたのだから、ただで与えなさい。」(マタイ10:8)と言われても、この、日本では難しいのです。しかし、賛美なら喜んですることができます。いま日本ではゴスペルがブームとなっています。これも、今が神様の時となっている証です。ハレルヤ。
ゴスペルの内容をよく知って、賛美をすれば、聖霊様が注がれます。聖霊様の注ぎがあって、はじめて私たちは聖書のみことばを信じることができます。
その時私たちは、預言も異言も異言の解き明かしも、信じることができ、悪霊追い出しも病人の癒しも現実となります。
私たちは、見える世界によって縛られ、常識によって囚われています。そこから救い出される道は、聖霊様による他ありません。この天と地を造り、万物を創造されたお方、神様に賛美を捧げましょう。そうすれば聖霊様の助けによって、信仰が与えられ、神の国が理解できます、その時万物は回復され、自然界は滅びの束縛から解放されます。マラナタ。主よ。来たりませ。アーメン。
『乳飲み子はコブラの穴の上で戯れ、乳離れした子はまむしの子に手を伸べる。わたしの聖なる山のどこにおいても、これらは害を加えず、そこなわない。主を知ることが、海をおおう水のように、地を満たすからである。』(イザヤ11:8-9)
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