『…私と私の家とは、主に仕える。」』(ヨシュア24:49)
8/14(日)は小坂亜実さんが証をしてくださいました。
私の家族が救われたきっかけは、私の全身やけどの癒しです。祖母の助言により、上石正義師の教会へ父(忠師)が私を連れていき、祈られたことで、私は奇跡的に癒されたのです。
ミュージシャンとして生きてきた父にとって、クリスチャンの新しい生活へ変わることは簡単ではありませんでした。しかし、ありのままの父を受け入れた音楽家である正義師の愛、そして、教会へ導き続けた母(叡華師)の忍耐により、父は音楽伝道へと進むことができたのです。
私自身も教会で育ち9歳で洗礼を受けましたが、神さまと直接出会ったのは後のことです。私は16歳からアメリカに渡り、結婚をして二人の子どもを与えられましたが、離婚をすることとなりました。離婚について人の目を恐れ日本に帰れず、弱さと孤独を覚えていました。しかし、主に祈る中で、私は初めて主と向き合いました。そして、私の弱さのうちに働いてくださる神さまを、私の主として生きるようになったのです。
けれども、多くの試練が私の前に立ちはだかりました。次女のSkyeが中学の卒業式の直後に、非常に稀なNUTがんであることが分かったのです。7ヶ月間の闘病生活の中には多くの絶望がありました。しかし、主は、治療や経済、人間関係の全ての面で、数え切れない奇跡を与えてくださいました。
残念ながらSkyeは14歳という若さで天に凱旋しました。しかし、主を信頼し続ける彼女の生き方は多くの人の心を動かしました。葬儀には、彼女の生き方に心を打たれた約800人の方が集まり、40人もの方がイエスさまを主と受け入れたのです。
先日、父も天に凱旋しました。二人のために多くの祈りが捧げられましたが、癒しの祈りは応えられませんでした。しかし、二人は試練に負けたのでしょうか。私はそうは思いません。
娘も父も、主を信頼して多くの試練を乗り越えました。そして、二人の生き様は神の愛を証し、多くの人を永遠のいのちへと導きました。地上のレースを主とともに勇敢に走り切った二人こそ、勝利者であると私は確信しています。
愛する人を天に送ることは悲しみです。しかし、私たちには天で再会する希望があります。そして、彼らが帰った場所は神さまと顔と顔を合わせて過ごす天の父の家です。天においては病も痛みも苦しみもありません。主の喜びだけがあるのです。
神さまとともに歩み続けることこそ勝利者の人生です。多くの方に勝利者の人生を受け取って欲しいと願っています。
『しかし、私たちは、私たちを愛してくださった方によって、これらすべてのことの中にあっても、圧倒的な勝利者となるのです。』(ローマ8:37)
(文責:朋子)
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