『昼はこの雲の柱、夜はこの火の柱が民の前から離れなかった。』
（出エジプト１３：２２）
モーセにより、イスラエルの民はエジプトから脱出しました。彼らが荒野にはいると、空を覆う雲の柱が出て、彼らを導きました。夜にはその柱が、火の柱となってあたりを照らしたのです。
そのため、彼らは初めての荒野でも恐れなく旅をすることができました。これらのことを歴史的事実として、イスラエルは存在しています。
そして、このすべてはクリスチャンのために示されています。今日においても、私たちがイエス・キリストを救い主として迎えれば、イスラエルの民に現れた雲と火の柱は、私たちの人生を導くものとして与えられます。
雲の柱は、真昼の焼け付く荒野の太陽から私たちを守って、無事に進んで行くことができ、火の柱は、夜の危険や事故からも私たちを守ってくださるのです。
この雲と火の柱とは、クリスチャンに与えられている聖霊様のことです。イエス様は、「あなたは、生ける神の御子キリストです。」とのペテロの告白を喜ばれ、ペテロの告白する信仰の上に、わたしの教会を建てます。と宣言されました。（マタイ１６：１８）
そして、「わたしは、あなたに天の御国のかぎを上げます。何でもあなたが地上でつなぐなら、それは天においてもつながれており、あなたが地上で解くなら、それは天においても解かれています。」とペテロに、重大な発言をなさいました。
確かに、ペテロは忠実にその務めを果たし、ユダヤ人には、使徒２章４１節にあるように、１日で三千人の救いを、また、サマリヤの町では、使徒８章にあるとおり、町全体に影響を与え、使徒１０章では、異邦人コルネリオを始め多くの人々に、天の御国のかぎを開きました。
今、天の御国のかぎは開かれています。クリスチャンであればだれでも、人々を、キリストの教会へ導くことができます。 そして、イエス様を信じたときに与えられる、聖霊様だけが、私たちと共にいてくださる雲の柱であり、火の柱なのです。
イエス様は、死を打ち破ってよみがえられ、弟子たちに現れ て、「聖霊を受けなさい。あなたがたがだれかの罪を赦すなら、その人の罪は赦され、あなたがたがだれかの罪をそのまま残す なら、それはそのまま残ります。」（ヨハネ２０：２３）と宣言なさいました。聖霊様は、イエス様であり。神様です。ハレルヤ。
『神の御霊に導かれる人は、だれでも神の子どもです。』（ローマ８：１４）
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