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執筆者の写真クリスチャン親和会

礼拝メッセージ(2022/2/27)

『イエスは彼に言われた。「わたしが道であり、真理であり、いのちなのです。わたしを通してでなければ、だれひとり父のみもとに来ることはありません。」』(ヨハネ14:6)


 今日はいのちについてのテーマです。

今日イエス様は、わたしがいのちなのです。と断言しています。しかし、イエス様の弟子たちには、その意味が分からなかったようです。そして、私たちもその意味を理解できません。

 これは、ヨハネ3章でイエス様がニコデモに教えたみことばに係っています。「まことに、まことに、あなたに告げます。人は、水と御霊によって生まれなければ、神の国にはいることはできません。肉によって生まれた者は肉です。御霊によって生まれた者は霊です。」とお答えになっています。

 私たちもニコデモと一緒です。このように聞いても、まだ、理解できないのです。これは、創世記2章7節に「神である主は、土地のちりで人を形造り、その鼻にいのちの息を吹き込まれた。そこで、人は、生きものとなった。」とあります。

 次に、神様は一つの条件を付けられました。「あなたは、園のどの木からでも思いのまま食べてよい。しかし、善悪の知識の木からは取って食べてはならない。それを取って食べるその時、あなたは必ず死ぬ。」

 しかし、最初の人、アダムは善悪の知識の木の実を取って食べました。それでも人は生きています。それでは、何が死んだのでしょうか。それは、鼻に吹き込まれたいのちの息、すなわち、御霊が死んでいるのです。人は肉だけで生きています。

 この世界で、私たちが教養を積み、難行苦行をしても、私たちにユートピアはできません。聖書は「そのようなものは、人間の好き勝手な礼拝とか、謙遜とか、または、肉体の苦行などのゆえに賢い者のように見えますが、肉のほしいままな欲望に対しては、何のききめもないのです。」と告げています。

 私たちは、「わたしが道です。」と言われる、イエス様のみことばに立って、いのちであるイエス様を心に迎えましょう。そうすれば、御霊は私たちの心に、信仰、希望、愛の花を開き、御霊の実である、愛、喜び、平安、寛容、親切、善意、誠実、柔和、自制、を豊かに結んでくださいます。

 これは私たちの努力によるのではありません。これは御霊の働きによるのです。だれも誇らせないためです。アーメン。


『聖霊は私たちが御国を受け継ぐことの保証であられます。これは神の民の贖いのためであり、神の栄光がほめたたえられるためです。』(エペソ1:14)

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