『わたしはアルファであり、オメガである。最初であり、最後である。初めであり、終わりである。』(黙示22:13)
「全てを完成してくださる神様。」
明けまして、おめでとうございます。昨年の聖句は、「初めに、神が天と地を創造した。」でしたが、今年は、「わたしはアルファであり、オメガである。」となりました。
神様はすべてを計画し、目標を決めて、初めを造られました。そして、私たち人間はその主役として造られています。
しかし、私たちから見て、今の世界が完成に向かっているとは見えず、破滅に向かって進んでいるように見えるのではないでしょうか。経済格差は広がり、自然破壊は修復不能となり、災害は日常的になっています。
明日に対する希望と計画がないために、喜びがありません。そして、今直面している問題や苦痛に疲れ果てているのです。また、そのイメージをもって明日を見ているのです。こういう人は一生呪いの中で生きているようなものです。
しかし、今日、初めを造り完成された神様が、終わりをも完成されると告げています。その完成とは、「すなわち、神は私たちを世界の基の置かれる前からキリストのうちに選び、御前で聖く、傷のない者にしようとされました。」(エペソ1:4)とあります。神様の計画が人の働きによって、失敗することはありません。大胆に信じましょう。
私たちは、明日は今日より、来月は今月より、来年は今年よりも、魂が恵まれているようにすべてに恵まれ、健やかである姿を思い描き、そのイメージの中に生きることが大切です。
そのためには、神様の豊かな祝福と、その祝福を受けている自分の姿を何時も思い浮かべるのです。毎日生活の中で、神様の祝福を受けている姿を思い描くのです。また口で告白しましょう。
私たちが神様の祝福を豊かに受けている姿を思い描くとき、まるで磁石のように、祝福を私たちに引き寄せるのです。祝福は環境から来るのではありません。祝福は私たちの心の持ち方を通して神様から来るのです。その人が野に行けば野が祝福され、家庭に入れば家庭が祝福されるのです。
私たちはこの考えに従って、明日を創造し、未来を希望し、新しい日々を喜びと期待に満ちて迎え入れるのです。ハレルヤ。
『あなたがたは、私たちの主イエス・キリストの恵みを知っています。すなわち、主は富んでおられたのに、あなたがたのために貧しくなられました。それは、あなたがたが、キリストの貧しさによって富むものとなるためです。』(Ⅱコリント8:9)
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