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執筆者の写真クリスチャン親和会

礼拝メッセージ(2021/9/5)

『すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところに来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます。』 (マタイ11:28)


 コロナウイルスによって、世界の人々が疲れ果てているのではないでしょうか。また、成人で重荷を負っていない人はいないでしょう。すべての人が人生の重荷を負って労苦しています。

 しかし今日、イエス様は「あなたがたを休ませてあげます。」と告げます。なぜ、そのようなことができるのでしょう。

 創世記2章7節に「その後、神である主は、土地のちりで人を形造り、その鼻にいのちの息を吹き込まれた。そこで、人は、生きものとなった。」と最初の人、アダムについて記しています。

 いのちの息というのですから、神様の霊です。それでアダムは、神の子として造られているのです。

 しかし、エデンの園には多くに木がありましたが、神様から「善悪の知識の木からは取って食べてはならない。それを取って食べるその時、あなたは必ず死ぬ。」(創世記2:17)と告げられていました。しかし、アダムはそれを取って食べました。

 その時、アダムの体から、いのちの息である、神様の霊が離れてしまったのです。それまで、アダムは神の子として、自由に行動し、自由に楽しんでいましたが、その時から、神の子でなく、すべての責任を、自分で負わなければならなくなったのです。

 健康について、病について、仕事について、経済について、また、人間関係について、自然災害についても、コロナウイルスのパンデミックについてもです。大変な重荷です。

 しかし、イエス様は、再び私たちが神の子となる道を開いてくださいました。聖書は「しかし、この方を受け入れた人々、すなわち、その名を信じた人々には、神の子どもとされる特権をお与えになった。」(ヨハネ1:12)と告げています。

 しかし、その方法は、私たちの常識を破るものでした。それで聖書は「天地の主であられる父よ。あなたをほめたたえます。これらのことを、賢い者や知恵のある者には隠して、幼子たちに現わしてくださいました。」(マタイ11:25)と告げます。

 イエス・キリストを信じるのは、理論を聞いて頭で納得するのではありません。心に平安が来るのです。

 いま、私たちもイエス様によって、いのちの息を受け入れ、 再び神の子として、平安と休みを得ようではありませんか。 ハレルヤ。アーメン。


『イエスはもう一度彼らに言われた。「平安があなたがたにあるように。」…そして、こう言われると、彼らに息を吹きかけて言われた。「聖霊を受けなさい。」』

(ヨハネ20:21-22)

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