『イエスは彼らに言われた。「まことに、まことに、あなたがたに告げます。人の子の肉を食べ、またその血を飲まなければ、あなたがたのうちに、いのちはありません。」』
(ヨハネ6:53)
今日はレントであり、イエス様の十字架の苦しみを深く知るときです。イスラエルの過ぎ越しの祭りには、子羊を殺して、その肉を食べ、その血を門柱に塗りました。イエス様は、神の子羊として、人々の救いのために死ぬことを予言しています。動物は殺してから食べるからです。
聖句は、「人の子の肉を食べ、またその血を飲まなければあなたがたのうちに、いのちはありません。」と言っています。命がないと言うのは、人はみな死んでいると言うのです。生きるためには、イエス様の肉を食べ、血を飲めと告げています。
イエス様について聖書には、「ことばは人となって、私たち、の間に住まわれた。」とあります。すなわちイエス様は、神のみことばですから、イエス様の肉を食べるとは、聖書のみことばを食べて、霊の体を築き上げよとのことです。
イエス様は「もしあなたがたが、わたしのことばにとどまるなら、あなたがたはほんとうにわたしの弟子です。そして、あなたがたは真理を知り、真理はあなたがたを自由にします。」(ヨハネ8:31)と告げています。ですから、イエス様の肉を食べるとは、聖書のみことばを心にとめて、信じ続けることです。そうすれば、霊の体は造られます。
聖書は「この杯は、あなたがたのために流されるわたしの血による新しい契約です。」(ルカ22:20)とあります。それで、血を飲むとは、「わたしが道であり、真理であり、いのちなのです。」(ヨハネ14:6)と告げられる、イエス様との新しい契約です。
私たちはイエス様と新しい契約を結ぶため、洗礼をします。しかし、イエス様は私たちと新しい契約を結ぶため、十字架について、いのちを捨て血を流してくださいました。
聖書に、「なぜなら、肉のいのちは血の中にあるからである。わたしはあなたがたのいのちを祭壇の上で贖うために、これをあなたがたに与えた。いのちとして贖いをするのは血である。」(レビ 17:11)と告げています。イエス様はいのちの血により契約を成立されました。ここに神様の愛があります。ハレルヤ。アーメン。
『わたしの肉を食べ、わたしの血を飲む者は、永遠のいのちを持っています。私は終わりの日にその人をよみがえらせます。』(ヨハネ6:54)
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