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執筆者の写真クリスチャン親和会

礼拝メッセージ(2020/4/19)

『モーセはアロンに言った。「火皿をとり、祭壇から火を取ってそれに入れ、その上に香を盛りなさい。そして急いで会衆のところへ持っていき、彼らの贖いをしなさい。主の前から激しい怒りが出て来て、神罰がもう始まったから。」』    (民数記16:46)


 地震、水害、竜巻、果ては新コロナウイルスと、いま、地球は悲鳴を上げているようです。日本全国には緊急事態宣言が出され、親和会もネット礼拝となりました。このような時クリスチャンはどのように対処すればよいのでしょう。

 Ⅰペテロ2章9節はクリスチャンに「しかし、あなたがたは、選ばれた種族、王である祭司、聖なる国民、神の所有とされた民です。…」と告げています。

 クリスチャンはアロンと同じ祭司です。そして、祭司の仕事は神様と人の間に立って民のためにとりなしをすることです。  

 聖句の続きを見ますと、「アロンは、モーセが命じたように、火皿を取って集会の真ん中に走って行ったが、見よ、神罰はすでに民のうちに始まっていた。そこで彼は香をたいて、民の贖いをした。彼が死んだ者たちと生きている者たちとの間に立ったとき、神罰はやんだ。」とあります。ちなみに、文語体聖書では「神罰」を「疫病」と訳しています。

 この疫病で死んだ者は、1日で14700人になった。と告げています。新コロナウイルスの死者をしのぐものです。それでは、香を焚くにはどうすればよいのでしょう。黙示録5章8節には 「…この香は聖徒たちの祈りである。」とあります。私たちクリスチャンの祈りが神様の前に立ち上る芳しい薫りです。

 その時、新コロナウイルスによって、パンデミックになっている災いは、逆にイエスキリストを信じる福音によって、パンデミックとされるでしょう。私たちクリスチャンは、この暗闇の世界に輝く神様の栄光であり、希望の光です。

 「それゆえ、神は、キリストを高く上げて、すべての名に勝る名をお与えになりました。」(ピリピ2:9)とあります。この最高に権威ある御名によって、命じ、また、とりなしていきましょう。ハレルヤ。アーメン。


「もし、わたしが天を閉ざしたため雨が降らなくなった場合、また、いなごに命じてこの地を食い尽くさせた場合、また、もし、わたしの民に対して疫病を送った場合、わたしの名を呼び求めているわたしの民が自らへりくだり、祈りをささげ、わたしの顔を慕い求め、その悪い道から立ち返るなら、わたしが親しく天から聞いて、彼らの罪を赦し、彼らの地をいやそう。」(Ⅱ歴代誌7:13-14)

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