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執筆者の写真クリスチャン親和会

礼拝メッセージ(2020/12/13)

『イエスはこのことを聞かれると、舟でそこを去り、自分だけで寂しい所に行かれた。すると、群衆がそれと聞いて、町々から、歩いてイエスの後を追った。イエスは船から上がられると、多くの群衆を見られ、彼らを深くあわれんで、彼らの病気を直された。』

(マタイ14:13-14)


イエス様はバプテスマのヨハネの処刑を聞かれると、身を引かれました。それは人々がイエス様をヨハネのグループと思っていたからです。イエス様の働きはこれで終りと思えました。

 しかし、人々の方からイエス様の方に押し寄せました。  聖書に「人の心には多くの計画がある。しかし主のはかりごとだけが成る。」(箴言19:21)とある通りです。

 時は今コロナによるパンデミックの最中です。キリスト教会も礼拝を取り止めているところが多くあります。しかし、この中においても、キリストの働きは止められることなく、神の国は広げられています。すべては天と地を創造された神様のみこころだからです。

 それは「すなわち、神は私たちを世界の基の置かれる前からキリストのうちに選び、御前で聖く、傷のない者にしようとされました。」(エペソ1:4)とあるからです。

 神様は、神様の子供を創造するため、この世界を造られたからです。歴史は英語で、「ヒストリー」と言います。これは、ヒズとストリーの熟語です。ヒズすなわち彼のストリー物語です。これは神様による変わることのない物語です。

 イエス様は求めてきた群衆の必要を満たしました。そればかりか、彼らの願うところを越えて、男だけで五千人程と言えば、一万を超える数の人々に、五つのパンと二匹の魚で食事をさせ、なお、余りが十二のかごにいっぱいあった。と言うのです。

 群衆の中には、ヨハネからバプテスマを受けたイエス様を、ヨハネの弟子とみる者もいたでしょう。彼らにすれば、自分の先生ひとり救うことができないキリストが居るか、と思ったでしょう。しかしこの大きな奇跡は、すべての口をふさぎました。 

 神様の計画はパンデミックにあっても、人々の思いを越えて進められています。このような中にあってクリスチャンに求められるのは、蛇のようにさとく、鳩のようにすなおなことです。それは、神様の語られたみことばは、必ずなると信じているからです。ハレルヤ。


『そのように、わたしの口から出るわたしのことばも、むなしく、わたしのところに帰っては来ない。必ず、わたしの望むことを成し遂げ、わたしの言い送った事を成功させる。』

(イザヤ55:11)

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