『勤勉で怠らず、霊に燃え、主に仕えなさい。』(ロマ12:11)
神様と私たちの関係は、垂直な関係です。そして、この関係をおろそかにすれば、水平関係、すなわち、対人関係と環境との関係は荒野のように荒れ果てたものになります。
神様のかたちに似せて造られた人間は、神様を礼拝しながら生きるべきものです。しかし、初めの人アダムとエバはこれに逆らいました。そのため、この地は苦痛と悲しみ、呪いと殺略の地となったのです。神様を失った人々の人生は絡まった糸のようになってしまいました。
私たち人間にとって、垂直的な関係回復は何よりも重要なものです。人は何よりも神様に仕えることを最優先に置かなければなりません。
しかし、私たちは何を食べようか、何を着ようか、何を得ようかだけを思いがちです。もし、そのことだけに専念するなら、人生の秩序は崩れ、不幸になって行きます。
それゆえ、主日を聖なる日として守り、教会に出席し、心を込めて礼拝し、什一のささげものをするのです。
教会は神の国を拡張するところです。私たちはキリストの体なる教会において、与えられ、委ねられたものの中からささげものをすることによって神様をあがめ、感謝をささげるのです。これが私たちクリスチャンの優先順位です。
また、私たちクリスチャンは、福音を宣べ伝えながら、地の塩、世の光としての働きをします。これが神の国とその義を求める生活です。
今日、社会はますます複雑になり、人々は不確かな明日と云う状況の中で勇気と希望を失い、目に見える状況は絶対に変わることがなく、また、変えることはできないと信じて、その思いに縛られて生きています。
このようなとき、私たちが本当の勇気と希望をもって幸いな人生を生きていくためには、人の手段と方法を捨てて、この、天と地を造られた全能の神様を頼り、神の国とその義を求めながら生きることが何よりも大切なことです。
全能の神様は、神様を愛する者のためにはすべての災いを転じて益としてくださいます。ハレルヤ。
『恐れるな。わたしはあなたとともにいる。たじろぐな。わたしがあなたの神だから。わたしはあなたを強め、あなたを助け、わたしの義の手で、あなたを守る。』
(イザヤ41:10)
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