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執筆者の写真クリスチャン親和会

聖日礼拝メッセージ(2020/1/12)


『わたしの上に主の御霊がおられる。主が、貧しい人に福音を伝えるようにと、わたしに油を注がれたのだから。主は私を遣わされた。捕われ人には赦免を、盲人には目の開かれることを告げるために。しいたげられている人々を自由にし、主の恵みの年を告げ知らせるために。』(ルカ4:18-19)

 元旦はイザヤ60:1からみことばが与えられました。そして今日は、イエス様がイザヤ61:1から上記の聖句を朗読し「きょう、聖書のこのみことばが、あなたがたが聞いたとおり実現しました。」とルカ4:22節で宣言されています。

 今日大切なことは「主の恵みの年」についてです。この意味は、レビ記25章に記されている、ヨベルの年のことです。この本来の意味は、悪魔の奴隷となっている人間をキリストが解放することを予報しているのです。

 ヨベルの年はラッパ祭とも言われ、角笛を吹いてお祝いをし、債主により奴隷にされていた者は、奴隷から解放され、担保の土地は無償で返されました。しかし、本物のヨベルの解放は、イエス様が神の力で、人間を悪魔の奴隷から解放することです。

 イエス様は病人を直し、死人を生き返らせ、らい病人をきよめ、悪霊を追い出されました。パリサイ人の指導者であり学者であるニコデモはイエス様を訪ねて、このような業は神様にしかできないことですと告げています。そのとおりです。

 全世界は、自分の力で神を信じ、自分の力で救いを得ようと努力を続けています。しかし、イエス様の伝道は「時が満ち、神の国は近くなった。悔い改めて福音を信じなさい。」でした。そして、福音とは、神様が無条件で人を救うと言うことです。イエス様が宣言されてから、2千年経ちました。

 この2千年は、すべての者が神様を信じて救われるようにとの恵みの期間でした。しかし、いま時が満ちました。いよいよ神の国は近くなっています。悔い改めて神様に帰る時です。

 イエス様による、ヨベルの宣言は、人が悪魔の奴隷から解放され、神様の子どもとなることです。ですから誰でも、イエス様の呼びかけに応える人は神様の子どもと認められるのです。

 そして、神様に帰るなら、病人はいやされ、らい病はきよめられ、悪霊は追い出されるのです。今イエス様のわざは、私たちクリスチャンに託されています。大胆に光を放って行きましょう。すべては神様から発し、神様によって成り、神様に帰るからです。ハレルヤ。アーメン。

『しかし、この方を受け入れた人々には、神の子どもとされる特権をお与えになった。』(ヨハネ1:12)


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