『きょうダビデの町で、あなたがたのために、救い主がお生まれになりました。この方こそ主キリストです。』(ルカ2:11)
今、クリスマスを祝うため街中はイルミネーションで輝いています。そして、私たちは、新会堂で最初のクリスマスを行うことになりました。
神様に背いた、人間のすべての罪を贖うため、お生まれになったイエス・キリストの誕生日がクリスマスです。
クリスマスにはサンタさんからみなプレゼントを頂きます。しかし、神様からの最高のプレゼントはイエス様です。
イエス様の生誕は、世界を二分する出来事でした。日本人は、紀元前、紀元後と言いますが、これはB.Cキリスト以前であり、A.Dこれは主の年、すなわちキリストの年の意味です。その時を紀元として、今日2020年となります。分かりやすいです。
当時イスラエルはローマの植民地であり、ローマ皇帝アウグストから住民登録の命令が出されて、住民が移動するため、町には泊まる所もなく、身重のマリヤは家畜小屋で出産し、みどりごを飼葉桶に寝かせていました。
そしてこの知らせは、王侯貴族でなく、祭司や学者でもなく、当時、最下層と言われていた、羊飼いに最初に知らされました。これは、あなたの心がどのように汚れていても、あなたが求めるなら、その心に入りあなたの救い主になるとの暗示です。
イザヤはイエス様がお生まれになる700年前に預言をして、「ひとりのみどりごが、私たちのために生まれる。ひとりの男の子が、私たちに与えられる。主権はその肩にあり、その名は『不思議な助言者、力ある神、永遠の父、平和の君』と呼ばれる。」(イザヤ9:6)と告げています。
キリスト出現のために、旧約聖書は書かれ、多くの預言がなされました。そして、そのごとくお生まれになり、そのごとく生き、預言のごとく死なれました。そして最後に死を打ち破って、3日目によみがえられました。これが神様からの証です。
私たちの常識を完全に打ち破っています。私たちには常識を信じるか、神様の証を信じるかの二つがあります。神様の証を選ぶ人は幸いです。聖書は「神の国はことばにはなく、力にあるのです。」と告げます。真のクリスマスを喜ぶ人は、必ず神様の力を体験することができます。メリークリスマス。
『神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに、世を愛された。それは御子を信じる者が、ひとりとして滅びることなく、永遠のいのちを持つためである。』(ヨハネ3:16)