『すべてのことはあなたがたのためであり、それは、恵みがますます多くの人々に及んで感謝が満ち溢れ、神の栄光が現れるようになるためです。』(Ⅱコリント4:15)
今日は、小坂忠師による特別メッセージです。
7月12日に「ミクタム設立40周年記念感謝祭WEST」が大阪クリスチャンセンターで行われました。ミクタム40年の歩みもスムースではなく、多くの戦いの中を通りました。
また、私も2年前、癌で10時間に及ぶ手術をし、死の谷の影を歩みました。その私が、4時間以上休むことなく奉仕ができ、まことに、神様が与えてくださった復活の力を体験する機会となりました。今は、以前より活動の場が広がっています。
だから、クリスチャンは何をしても成功します。と言うのではありません。クリスチャンも多くの苦しみに会い、涙をもって叫ばなければならない時があります。
私の愛する孫のスカイが、小児性癌に侵されました。スカイは14歳で中学卒業式の祝いのため、夫婦でロスに行き、そこで、スカイの入院に立ち会うことになりました。インターネットで情報を調べれば、悪いことしか出てきません。それで見ることは止めました。クリスチャンである私の孫がなぜですか、と言いたくなります。苦しみにある人はみな一緒でしょう。
しかし、聖書は、「すべてのことはあなたがたのためであり、それは、恵みがますます多くの人に及んで感謝が満ち溢れ、神の栄光が現れるようになるためです。」と宣言しています。
クリスチャンに起こることは、善であれ、悪であれ、すべてのことはあなたのためであり、私のためなのです。そのことを通して、「神の全能の力によって私たち信じる者に働く神のすぐれた力がどのように偉大なものであるかを、あなたがたが知ることができますように。」(エペソ1:19)と告げています。
ステージ4の癌から、私を解放されたイエス様を見ている スカイは、いま、私と同じイエス様を信頼して戦っています。私たちもイエス様を信じて、もっと大胆に声を上げましょう。「義人の祈りは働くと、大きな力があります。」(ヤコブ5:16)と聖書は告げます。クリスチャンこそ義人の代表です。私たちをとおして神様が栄光を現してくださるように祈りましょう。ハレルヤ。 (文責 真人)
『ですから、私たちは勇気を失いません。たとい私たちの外なる人は衰えても、内なる人は日々新たにされています。今の時の軽い艱難は、私たちのうちに働いて、測り知れない、重い永遠の栄光をもたらすからです。』(Ⅱコリント4:16-17)