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執筆者の写真クリスチャン親和会

聖日礼拝メッセージ(2019/3/31)


『さて、ある人が病気にかかっていた。ラザロといって、マリヤとその姉妹マルタとの村の出で、ベタニヤの人であった。このマリヤは、主に香油を塗り、髪の毛でその足をぬぐったマリヤであって、彼女の兄弟ラザロがやんでいたのである。』 (ヨハネ11:1-2)

 聖書は続けて、『そこで姉妹たちは、イエスのところに使いを送って、言った。「主よ。ご覧ください。あなたの愛しておられる者が病気です。」イエスはこれを聞いて、言われた。「この病気は死で終わるだけのものではなく、神の栄光のためのものです。神の子がそれによって栄光を受けるためです。」

 マリヤは、「主に香油を塗り、髪の毛でその足をぬぐったマリヤであって、」とありますが、ルカ7章を見ますと、匿名ではありますが、「すると、その町にひとりの罪深い女がいて、イエスがパリサイ人の家で食卓に着いておられることを知り、香油のはいった石膏のつぼを持って来て、泣きながら、イエスのうしろで御足のそばに立ち、涙で御足をぬらし始め、髪の毛でぬぐい、御足に口づけして、香油を塗った。」とあります。

 また、マルコ14章にはマリヤの家についてですが、「イエスがベタニヤで、らい病人シモンの家におられたとき、」とあります。マルタとマリヤの家は、らい病人の家で不道徳の女の家と言われていたのです。当然、町では嫌われ者です。

 しかしイエス様はその家庭を愛しました。それは、イエス様が家畜小屋でお生まれになり、飼い葉おけに寝かされたことで現されています。それはイエス様を求める人が、どんなに汚れた罪人でも、その人の心の中に住むことを示すものです。

 今また、ラザロの死に直面し、『そして、イエスはそう言われると、大声で叫ばれた。「ラザロよ。出てきなさい。」すると、死んでいた人が、手と足を長い布で巻かれたままで出てきた。彼の顔は布切れで包まれていた。イエスは彼らに言われた。「ほどいてやって帰らせなさい。」』 (ヨハネ11:43)

死んで4日経っているラザロを人々の面前で、墓からよみがえらされました。これによって、イエス様だけが死の権威を支配することのできる、キリストであることを公にお示しになられたのです。

ハレルヤ。アーメン。

『「キリス・イエスは、罪びとを救うためにこの世に来られた。」ということばは、まことであり、そのまま受け入れるに値するものです。私はその罪人のかしらです。』(Ⅰテモテ1:15)


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