『まことに、私のいのちの日の限り、いつくしみと恵みとが、私を追って来るでしょう。私は、いつまでも、主の家に住まいましょう。』(詩篇23:6)
今日は、伝道者小坂忠師により、詩篇23篇からです。
詩篇23篇は、みなに親しまれているところであります。一節に、「主は私の羊飼い。私は、乏しいことがありません。」とあります。私は、イエス・キリストを私の主としていますが、だれを主にするかが大切です。ある人は、お金や物を神とします。しかし、これらは移り行くものであり消え去るものです。
聖書に、「初めに、神が天と地を創造した。」とあります。私たちは、創られたものを拝むのではありません。すべてをお創りになったお方を礼拝するのです。イエス様は、「人はパンだけで生きるのではなく、神の口から出る一つ一つのことばによる。」と仰いました。聖書は神様のみことばです。この天地が移り変わっても、決して変わることのない神様のみことばを私は信頼しているのです。
知人から「小坂さんは奇跡の人ですね。」と言われました。思えば、娘の火傷により信仰を持ち、イエス・キリストを伝道しようと芸能界から離れました。しかし、先日テレビ局の主催によって、50周年記念を開催したところ五千人の席が満席になりました。メディアから離れた者が、再びメディアに帰えることはありません。知人はこのことを言ったのでしょうか。
しかし、神様を信じたらすべてが順調というわけではありません。17年には全身にがんが見つかり、10時間の手術をし、今も肺にがんがあります。私も、死の谷の影を歩いたのです。しかしその中で、記念コンサートでは3時間歌い続けました。まことに「主は私のたましいを生き返らせ、御名のために、私を義の道に導かれます。」とある通りです。
人々は幸せを追い求めています。しかし私には幸せが私を追い求めているようです。その秘訣は、私が主イエス・キリストの声を知っているからです。
それは私が毎日聖書を読み、キリストのみことばを実行しているからです。実行しない人は何も起こりません。みことばを実行しましょう。そうすれば、あなたのいのちの日の限り、いつくしみと恵みとが、あなたを追って来るでしょう。ハレルヤ。
『そのように、わたしの口から出るわたしのことばも、むなしく、わたしのところには帰っては来ない。必ず、わたしの望むことを成し遂げ、わたしの言い送った事を成功させる。』
(イザヤ55:11) (文責 真人)