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執筆者の写真クリスチャン親和会

聖日礼拝メッセージ(2019/2/24)


『そして、ふたりを外に連れ出して「先生がた。救われるためには、何をしなければなりませんか。」と言った。ふたりは、「主イエスを信じなさい。そうすれば、あなたもあなたの家族も救われます。」と言った。』(使徒16:30-31)

 パウロとシラスが伝道旅行中に、占いの霊につかれた若い女奴隷を解放しました。彼女の占いで利益を得ていた主人たちは、パウロとシラスを訴え、牢に入れてしまいました。

 その夜、牢の中でパウロとシラスが賛美をしていると、大地震が起きました。すると、牢の扉が開き、囚人の鎖も解けてしまいました。看守は囚人が逃げたと思い、自殺しようとしましたが、パウロとシラス、囚人たちは逃げずに留まっていました。

 看守は、この不思議な出来事からパウロたちに救いを求め、主イエスを信じることにより救われると知りました。そして、看守の家族も主イエスを信じ、共に救われました。

 多くの方が個人的に主イエスと出会い、救われます。同時に、家族との関係や家族の救いに悩むこともあるかもしれません。

 しかし、聖書を見ると、神さまの不思議な摂理を見いだすことができます。神さまは個人と契約をされますが、その人の家族にまで祝福を広げてくださっています。

ノアの箱船もそうです。初めに神さまはノアに目を留められ、箱船に入ったノアと彼の家族を洪水から救ってくださいました。また、信仰の父と呼ばれるアブラハムもそうです。神さまは初めにアブラハムと契約を結び、その契約を永遠の契約としてアブラハムの子孫に立てられました。

 そして、神様がひとり子、イエス・キリストを通してあらわされた愛は、全人類のための救いの道です。キリストによってすべての人が生かされる(1コリント15:22)道です。

あなた自身のために、そして、あなたの家族のためにも、救い主イエスはこの地に遣わされ、十字架にかかり、罪を贖い、三日目に蘇られたお方なのです。

 家族がみな救われる時は、看守のようにすぐに来ることも、そうでないこともあるかもしれません。しかし、神さまの愛と約束は変わることがありません。もし、あなたが看守のように先に主イエスと出会ったなら、家族、地域、国、世界の救いのために用いてくださいます。主に期待し、種を蒔き続けましょう。

『彼らの時代の後に、わたしがイスラエルの家と結ぶ契約はこうだ。・・主の御告げ。・・わたしはわたしの律法を彼らの中に置き、彼らの心にこれを書きしるす。わたしは彼らの神となり、彼らはわたしの民となる。』(エレミヤ31:33)(文責:朋子)


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