『病人を直し、死人を生き返らせ、らい病人をきよめ、悪霊を追い出しなさい。あなたがたは、ただで受けたのだから、ただで与えなさい。』(マタイ10:8)
イエス様は、宣教のため12使徒を派遣しました。その時に告げられたみ言葉が、今日の聖句です。
パウロも同じ思いから、1コリント2章で「そして、私のことばと私の宣教とは、説得力のある知恵のことばによって行われたものではなく、御霊と御力の現れでした。それは、あなたがたの持つ信仰が、人間の知恵にささえられず、神の力にささえられるためでした。」と告げています。
しかし、日本のキリスト教会では、クリスチャンの宣教が、説得力のある知恵のことばによって行われ、人間の知恵によってささえられているのです。
そのため、病人を直し、悪霊を追い出すと言えば、狂信だと言います。それで、日本のキリスト教会の病人は、みな病院へ行くことだけになり、いまメンタルクリニックは大盛況です。
イエス様は、12使徒に続いて70人を宣教に出しています。彼らも12使徒と同じ働きをしたのです。
いま、時代は終わりの様相を示し、隠されていたものが明らかにされ、クリスチャンが病人のために祈ればたやすく癒されています。ただ祈るための勇気が必要なのです。
そのような私たちを励ますため、イエス様は、ヨハネ14章で「まことに、まことに、あなたがたに告げます。わたしを信じる者は、わたしの行うわざを行い、またそれよりもさらに大きなわざを行います。わたしが父のもとに行くからです。」と告げています。おこなってみようではありませんか。
先週、脊柱圧迫骨折の姉妹のため祈らせていただきました。姉妹は体を包んでいたコルセットを外して、歩いています。齢は81才です。21号台風では、一人で家を守ることができたと感謝されました。ハレルヤ。栄光は神様のものです。
彼女は未信者でしたので、近くの教会へ行くように勧めました。しかし、その教会で、病が癒されたので来ましたと言わないようにと、知恵を与えました。その教会は癒しを認めていないからです。しかし、彼女によって、その教会も癒しを求めるようになることを願っています。ハレルヤ。アーメン。
『ああ、神の知恵と知識との富は、何と底知れず深いことでしょう。そのさばきは、なんと知り尽くしがたく、その道は、何と測り知りがたいことでしょう。』(ロマ11:33)