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執筆者の写真クリスチャン親和会

聖日礼拝メッセージ(2018/8/5)


『あなたはあなたの神に立ち返り、誠実と公儀とを守り、絶えずあなたの神を待ち望め。』(ホセア12:6)

 私たちの生活には多くの問題が起こります。今日はその「問題を見る目」についてです。普通、問題が起これば問題に目を留めます。そして、人間的な方法で解決しようとします。

 しかし、クリスチャンは問題が起きた時、神様を見上げ、次に、問題を見るのです。その時、問題に対する対応策が変わってきます。否定的な考えから、肯定的に代わるのです。

 イスラエルにエリシャと言う預言者がいました。エリシャは神様の啓示を通して、アラムの軍隊の状況を先に知り、イスラエルの王に報告しました。それで、アラムはイスラエルを攻撃するたびに敗れたのです。それでアラムの王は「我々のうちにイスラエルに通じている者がいる。」と激怒しました。その時、「いいえ、王様、イスラエルにいる預言者エリシャが、あなたが寝室の中で語られる言葉まで、イスラエルの王に告げているのです。」と報告する者がいました。そこで、アラムの王は エリシャを捕らえるために、ドタンに軍隊を送ったのです。

 ドタンの町はアラムの軍勢に包囲されました。エリシャの僕ゲハジは、自分たちを包囲するアラムの軍勢を見て恐れました。その時、エリシャは「恐れるな。私たちとともにいる者は、彼らとともにいる者よりも多いのだから。」と言い、それから、「どうぞ、彼の目を開いて、見えるようにしてください。」と祈りました。すると神様はゲハジの目を開かれました。ゲハジが見ると天の軍勢がアラムの軍勢を包囲していました。ゲハジは霊の目を開いて、「天」を見、そして、「横」を見たのです。そして、アラムの軍勢は恐れるに足らないことを知ったのです。

 いつも天を見ていたエリシャは「恐れるな、私たちとともにいる者は、彼らとともにいる者よりも多いのだから。」と大胆に言うことができました。しかし横ばかり見ていたゲハジは恐れたのです。

 私たちも、問題が起こった時、その問題だけを見ていると恐れ絶望するしかありません。しかし、私たちは神様に立ち返り、誠実と公義を守りながら、神様だけを見上げなければなりません。そうする時、現実に絶望せず、大胆に生きていくことができるようになるのです。現実の問題は神様のみことばを否定するものが多いからです。みことばに帰りましょう。ハレルヤ。

『あなたがたが神のみこころを行って、約束のものを手に入れるために必要なのは忍耐です。』(へブル10:36)


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