『しかし、聖霊があなたがたの上に臨まれるとき、あなたがたは力を受けます。そして、エルサレム、ユダヤとサマリヤの全土、および地の果てにまで、わたしの証人となります。』(使徒1:8)
今日5月20日はペンテコステです。ペンテコステとはイエス様の十字架の贖いによって、聖霊が注がれキリスト教会が誕生した日です。また、ペンテコステはキリスト教会により世界伝道が開始された日でもあります。
使徒2章4節に「すると、みなが聖霊に満たされ、御霊が話させてくださるとおりに、他国のことばで話し出した。」とあります。ペテロは立ち上がって、「神は言われる。終わりの日に、わたしの霊をすべての人に注ぐ。すると、あなたがたの息子や娘は預言し、青年は幻を見、老人は夢を見る。」と告げました。
旧約の時代、神様の幻を告げ、みことばを語るのは預言者と言われる特別な人でした。しかしこの時から、世界にみことばを告げ知らせる働きは、私たちの手に委ねられたのです。
使徒2章11節では「…あの人たちが…神の大きなみわざを語るのを聞こうとは。」と民衆が驚いています。そして、この時から今に至るまで一般の人々によって、神様の大きなみわざが告げ知らされ、世界に向かって福音伝道が開かれました。
これは自分の知識や能力を語るのではなく、神様の大きなみわざを語るのであり、聖書のみことばを告げるのです。「そこで、彼らは出て行って、至る所で福音を宣べ伝えた。主は彼らとともに働き、みことばに伴うしるしをもって、みことばを確かなものとされた。」(マルコ16:20)とあります。
2千年前、ペンテコステの日にエルサレムで注がれた聖霊は、いま、地の果て日本の地で私たちに注がれ、神様の大きなみわざを告げ知らせています。
聖書は「しかし、あなたがたは、選ばれた種族、王である祭司、聖なる国民、神の所有とされた民です。それは、あなたがたを、やみの中から、ご自分の驚くべき光の中に招いてくださった方のすばらしいみわざを、あなたがたが宣べ伝えるためなのです。」(Ⅰペテロ2:9)と告げています。
神様の大きなみわざを告げ知らせましょう。救いは神様によるみわざです。私たちの働きは、ただ宣べ伝えることです。ハレルヤ。アーメン。
『聖霊は私たちが神の御国を受け継ぐことの保証であられます。これは神の民の贖いのためであり、神の栄光がほめたたえられるためです。』(エペソ1:14)