top of page
執筆者の写真クリスチャン親和会

聖日礼拝メッセージ (2018/5/13)


『その後、神である主は仰せられた。「人が、ひとりでいるのは良くない。わたしは彼のために、彼にふさわしい助け手を造ろう。」』(創世紀2:18)

 今日は母の日です。こどもを生んだ方、育てた方、これから生み育てる方、教会にいのちを運んで育ててくださる女性のみなさんに心から感謝します。

 みことばにある通り、妻・女性は夫・男性の助け手として造られました。しかし、残念ながらエバは助けるべき夫に、全人類に罪の入るきっかけを作ってしまいました。

 しかし、神様は女性を見捨てることなく用い続けました。女性はいのちを宿し、産み、育てることで祝福を家族にもたらす者です。ユダヤ人社会では夫に成功をもたらすのも失敗をもたらすのも妻によると言われているそうです。

 過越の祭では、日没に燭台にあかりを灯し、祈りを捧げるのは女性と決まっています。それは一度光を消したのが女性、エバであったので、もう一度光を灯すことができるのは女性と信じられているからです。

その光とは何でしょう。マリヤの胎に聖霊により宿され、この世に来られた、二度と消えることのないいのちの光、イエス・キリストです。

 「助け手」というと目立たない役割のように聞こえます。しかし、マリヤのように、神様のみこころがなされるための大きな役割が「助け手」の女性には与えられているのです。

私たちが助けるのは肉の夫だけではありません。私たちの霊的な夫であるイエスです。私たちは神の霊、キリストの霊である、聖霊を宿し、いのちを生むのです。そして、その生み出すいのちは自分を満足させるだけでなく、祝福を流し出し、人々を生かすのです。

 私たちもマリヤと同じく神の霊によって、いのちの光をこの地にあらわすものです。性別関係なく、イエス・キリストを信じるすべての人がいのちを生み出すのです。神様の呼びかけを聞き、その声に従い、神様のご計画をなすための助け手として、永遠に変わらないいのちを流し出していきましょう。そして、いつも教会や家庭で助け手となって下さり、その模範を示してくださっている女性のみなさんに心から感謝します。

『さて、祭りの終わりの大いなる日に、イエスは立って、大声で言われた。「だれでも渇いているなら、わたしのもとに来て飲みなさい。わたしを信じる者は、聖書が言っているとおりに、その人の心の奥底から、生ける水の川が流れ出るようになる。」』(ヨハネ7:37〜38)       

(文責:朋子)


閲覧数:4回0件のコメント

最新記事

すべて表示

礼拝メッセージ(2023/1/29)

『ユダはこれを見定めて言った。「あの女は私よりも正しい。私が彼女にわが子シェラを与えなかったことによるものだ。」それで彼は再び彼女を知ろうとはしなかった。』 (創世記38:26) ヨセフがエジプトへ売られた後、ユダは家族の元を離れます。カナン人と三人の息子を産みます。長男エ...

礼拝メッセージ(2023/1/22)

『その女は エリヤに言った。「今、私はあなたが神の人であり、あなたの口にある主のことばが真実であることを知りました。」』(Ⅰ列王記17:24) 今日は、「信仰による歩み。」です。 聖句は飢饉の時、エリヤの世話をしていたやもめの息子が死に、エリヤの祈りによって生き返った時の言...

礼拝メッセージ(2023/1/15)

『ハレルヤ。 私のたましいよ、主をほめたたえよ。私は生きているかぎり、主をほめたたえよう。いのちのあるかぎり、私の神に、ほめ歌を歌おう。』(詩編146:1-2) 私たちは日常生活の中で理不尽だとか、不安に思ってしまうことはたびたびあります。しかし、聖書は生きているかぎり主を...

bottom of page