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執筆者の写真クリスチャン親和会

聖日礼拝メッセージ(2018/2/25)


『それから、イエスは宮に入って、宮の中で売り買いする者たちをみな追い出し、両替人の台や、鳩を売る者たちの腰掛を倒された。そして彼らに言われた。「『わたしの家は祈りの家と呼ばれる。』と書いてある。それなのに、あなたがたはそれを強盗の巣にしている。」また、宮の中で、盲人やあしなえがみもとに来たので、イエスは彼らをいやされた。』(マタイ21:12-13)

 イエス様がエルサレムに入城されると人々は「ダビデの子にホサナ。祝福あれ。主の御名によって来られる方に。ホサナ。いと高き所に。」と大歓迎しました。

 それでイエス様は人々が感動するメッセージをしたかと言うとそうでなく、今日の聖句のとおりに行動をされました。人々の想像しているイメージと大きく違っていたのです。

 群衆はローマの支配から解放されることを願っていました。そのためには、政権を取り、権威と力を示さなければなりません。しかし、イエス様にはその気配が何もありません。

 これは人の思いと神様の思いの違いです。人は目に見る現実を変えてくださいと言います。しかし、神様の目から見れば、イスラエルが神様に従うことを第二番にして、目に見るところに従ったことにより現在の状況があるからです。

 それでイエス様は、神様を第一番とするため、宮を利用して商売している者を追い出されました。これには祭司たちも怒りました。祭司たちも商売の利益に与っていたからです。結局すべての者が自分の利得を第一としていたのです。それは今の時代も同じではないでしょうか。

 イエス様が民衆に知らせようとしたのは、神様の愛です。そのため、盲人やあしなえをいやされました。宗教は人を殺します。しかし、まことの神様は人を生かします。

 イエス様がエルサレムに入城されたのは、神様の愛を示すためです。それは人々を罪の奴隷から解放するため、すべての人々の罪をその身に負って、人々の身代わりとして十字架について死ぬためです。これ以外に救いの道がないからです。

 今年は2月14日から3月31日までがレントです。そして3月25日から3月31日までが、受難週となっています。 ひとり子イエス様のいのちを捨ててまで人を愛された、神様の御恵みの深さを思いましょう。ハレルヤ。アーメン。

『「キリスト・イエスは、罪人を救うためにこの世に来られた。」ということばは、まことであり、そのまま受け入れるに値するものです。私はその罪人のかしらです。』(Ⅰテモテ1:15)


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