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執筆者の写真クリスチャン親和会

聖日礼拝メッセージ(2018/1/7)


『しかし、聖霊があなたがたの上に臨まれるとき、あなたがたは力を受けます。そして、エルサレム、ユダヤとサマリヤの全土、および地の果てにまで、わたしの証人となります。』(使徒1:8)

 クリスチャンが信仰者として、勝利ある人生を送るには、聖霊様によらなければできません。聖霊様によって初めて神様の殿堂としての役割を果たすことができます。神様の殿堂としての生き方は自分の力ではできないのです。

 ペテロたちは、イエス様を信じていましたが、イエス様の十字架を見て逃げました。これが普通の人間です。彼らは復活のイエス様に会っても、なお表に出て伝道は出来ませんでした。

 イエス様は「しかし、わたしは真実を言います。わたしが去って行くことは、あなたがたにとって益なのです。それは、もしわたしが去って行かなければ、助け主があなたがたのところに来ないからです。しかし、もし行けば、わたしは助主をあなたがたのところに遣わします。」(ヨハネ16:7)と言われました。

 この文面を見る限り、助け主である聖霊様は、イエス様の十字架の後に初めて来られることになります。頭を整理しましょう。そして、今日の聖句に入ります。「聖霊があなたがたの上に臨まれるとき、あなたがたは、力を受けます。」とありまが、この力は、「デュミナス」と言って、「ダイナマイト」の語源

となっています。

 また、「わたしの証人となります。」とありますが、この証人はギリシヤ語で、「マルトス」と言って、殉教者の意味もあります。そのごとく、ペテロは大胆に表に出て伝道をしたところ、一日で三千人ほどが弟子に加えられたとあります。

 大祭司たちは、ペテロとヨハネを逮捕して、伝道をやめるように命じました。しかし、彼らは「神に聞き従うより、あなたがたに聞き従うほうが、神の前に正しいかどうか、判断してください。私たちは、自分の見たこと、また聞いたことを、話さないわけにはいきません。」(使徒4:19-20)と告げています。

 このような人々によって、キリスト教の大迫害者であったローマ帝国は、三百年の後に、キリスト教国となり今日に及んでいます。私たちも彼らの大胆さを見倣いましょう。そして、地の果てまで、イエス様の証人となりましょう。ハレルヤ。

『みことばを宣べ伝えなさい。時が良くても悪くてもしっかりやりなさい。寛容を尽くし、絶えず教えながら、責め、戒め、また勧めなさい。』(Ⅱテモテ4:2)


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