『金銭を愛する生活をしてはいけません。いま持っているもので満足しなさい。主ご自身がこう言われるのです。「わたしは決してあなたを離れず、また、あなたを捨てない。」』(へブル13:5)
私たちがこの世にある何よりも神様を愛し、神様とともに歩むならば、天の父なる神様を私たちは所有する者となるのです。
天の父なる神様を私たちが持つならば、たとい何が起こり、どんな状況の中にあっても、少しも心配することはありません。
経済恐慌が来ても恐れることはありません。人が私たちの悪口を言っても心配することはありません。自分の国に住もうが、外国に住もうが関係ありません。なぜなら、天の父は、必要な時に、私たちのうちにマナを降らせてくださり、岩から生ける水が湧き出るようにしてくださるからです。
聖書は、「主は私の助け手です。私は恐れません。人間が、私に対して何ができましょう。」(へブル13:6)と告げています。
神様が、私たちのうちにおられるなら、だれが私たちに立ち向かうことができるでしょうか。神様が私たちを愛しておられるなら、どんな環境が私たちに立ち向かうことができるでしょう。
それゆえ、私たちは、地位や名誉や、また富よりも、何よりも先ず天の父なる神様を持つ者とならなければなりません。
この時、天の父なる神様は、天の門を開いて私たちのために、聖霊様によって奇跡を起こしてくださいます。
エペソ書3章20節はこう言っています。「私たちのうちに働く力によって、私たちの願うところ、思うところのすべてを越えて豊に施すことのできる方」私たちが思うところを越えて、豊に祝福することを神様は願っておられるのです。
神様を心の中に所有してください。神様を私たちの中に迎い入れてください。神様は、私たちの思うところを越えて祝福してくださいます。すべてを働かせて益としてくださるのです。
神様を敬い、神によって生まれた者はみな、世に勝つからです。私たちの信仰、これこそ世に勝った勝利です。世に勝つ者とはだれでしょう。イエス様を神様の御子と信じる者ではありませんか。ハレルヤ。アーメン。
『私は、貧しさの中にいる道も知っており、豊かさの中にいる道も知っています。また、飽くことにも飢えることにも、富むことにも乏しいことにも、あらゆる境遇に対処する秘訣を心得ています。私は、私を強くしてくださる方によって、どんなことでもできるのです。』(ピリピ4:12-13)