top of page
執筆者の写真クリスチャン親和会

聖日礼拝メッセージ(2017/5/14)


『初めに、ことばがあった。ことばは神とともにあった。ことばは神であった。』(ヨハネ1:1)

 聖書は続けて、「すべてのものは、この方によって造られた。造られたもので、この方によらずにできたものは一つもない。」と記します。

 私たち人間も神様のみことばによって造られた被造物です。しかし、人は神様のみことばから離れて、自分のことばに従って歩むものとなりました。それで、世界は混乱し、自然は制御不能になっています。

聖書は人間が神様のみことばに帰る方法を記した道しるべです。旧約聖書には「私がきょう、あなたに命じるこれらのことばを、あなたの心に刻みなさい。これをあなたの子どもたちによく教え込みなさい。 あなたが家にすわっているときも、道を歩くときも、寝るときも、起きるときも、これを唱えなさい。これをしるしとしてあなたの手に結び付け、 記章として額の上に置きなさい。これをあなたの家の門柱と門に書き記しなさい。」(申命記6:6-9)と告げています。

 しかし、人は自分の力によって、神様のみことばを守ることはできませんでした。旧約聖書は、その失敗の歴史です。

 それで神様は人々の祈りに答え、「あなたがたに新しい心を与え、あなたがたのうちに新しい霊を授ける。わたしはあなたがたのからだから石の心を取り除き、あなたがたに肉の心を与える。わたしの霊をあなたがたのうちに授け、わたしのおきてに従って歩ませ、わたしの定めを守り行わせる。」(エゼキエル36:26-27)と新しい約束をされました。

 その約束のごとくに、イエス様がこの地上に立たれ、神様と和解し、神様のみことばと一つになる道を開いてくださいました。これは奥義です。私たちが神様のみことばを守るのではなく、みことばと一つになるのです。このためイエス様はこの世界に来てくださいました。アーメン。

 イエス様は、「わたしを見た者は、父を見たのです。」と告げ。「わたしがあなたがたに言うことばは、わたしが自分から話しているのではありません。わたしのうちにおられる父が、ご自分のわざをしておられるのです。」(ヨハネ14:9-10)と証しています。

 そしてイエス様は、私たちが神様のみことばと一つになるために、「父よ、あなたがわたしにおられ、わたしがあなたにいるように、彼らがみな一つとなるためです。また、彼らもわたしたちにおるようになるためです。」と祈ってくださいました。いま、私たちが神様のみことばと一つであることを、みわざによって世に示しましょう。ハレルヤ。

『まことに、まことに、あなたがたに告げます。わたしを信じる者は、わたしの行うわざを行い、またそれよりもさらに大きなわざを行います。わたしが父のもとに行くからです。』(ヨハネ14:12)


閲覧数:3回0件のコメント

最新記事

すべて表示

礼拝メッセージ(2023/1/29)

『ユダはこれを見定めて言った。「あの女は私よりも正しい。私が彼女にわが子シェラを与えなかったことによるものだ。」それで彼は再び彼女を知ろうとはしなかった。』 (創世記38:26) ヨセフがエジプトへ売られた後、ユダは家族の元を離れます。カナン人と三人の息子を産みます。長男エ...

礼拝メッセージ(2023/1/22)

『その女は エリヤに言った。「今、私はあなたが神の人であり、あなたの口にある主のことばが真実であることを知りました。」』(Ⅰ列王記17:24) 今日は、「信仰による歩み。」です。 聖句は飢饉の時、エリヤの世話をしていたやもめの息子が死に、エリヤの祈りによって生き返った時の言...

礼拝メッセージ(2023/1/15)

『ハレルヤ。 私のたましいよ、主をほめたたえよ。私は生きているかぎり、主をほめたたえよう。いのちのあるかぎり、私の神に、ほめ歌を歌おう。』(詩編146:1-2) 私たちは日常生活の中で理不尽だとか、不安に思ってしまうことはたびたびあります。しかし、聖書は生きているかぎり主を...

bottom of page